医療チームが始めた「メディカルダイエット」−美容整体ラクル、食欲リセット(耳ツボダイエット)、肥満遺伝子検査
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耳よりコラム「意外と知られていない耳ツボの豆知識」
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ダイエット業界の研究

Contents

1 耳つぼダイエットは儲かるビジネス!?

儲け話から始まるケース

ここ数年で爆発的に施術所が増えています。情報誌の広告枠には、ズラリと施術所がひしめき合っています。

「最近、流行っているんですね。」

と言われることが多いです。それだけ目に付くようになった耳つぼダイエット。次から次へと治療院やサロンが参入してくるくらいだから、すごい人気なのだろうと思われがちです。一般の方が勘違いするならよいのですが、これから始めようとしている人までが同じ勘違いをしていることが多いのが気になります。

業界には「誰でも簡単に始められて儲かる仕事」として、噂があります。実は私はそんなウマイ話に乗ってこの業界に入った一人です。今ではその話が大きな間違いであることに気が付いています。

施術者としての耳つぼダイエット

一部の人が信じられないほど儲けているのは確かです。
でも、ほとんどの人が経営に行き詰まり廃業に追いやられています。

「誰でも簡単に始められて…」

というのは本当です。「始めるだけなら」ですが…。

「誰でも儲かる仕事」

というのは明らかに嘘です。ごく一部の成功者たちだけのお話です。

私はこの実態を知り、背後のカラクリを知った時に大きなショックを受けました。撤退しようかとも思ったこともありました。それでも続けて来たのは、耳ツボの効果を確信していたからです。

もし、「儲かりそうだから」なんてだけの理由で、この仕事を始めた人はすぐにやめた方がいいと思います。そんなはずではなかった、と後悔するかもしれません。仕事として真剣に考える方は、適正なサービスを一緒に作っていきましょう。

2 耳ツボの連鎖の構図

無差別に拡大された耳つぼダイエット

耳つぼダイエットが激増した理由は、業界の構図にあります。

同業者を増やすほど儲かる仕組みがあるのです。他の治療院を自分の傘下におさめればおさめるほど利益が重なっていきます。ノウハウを提供する代わりに、売り上げの一部をもらうというわけです。

似たようなことはこの業種に限ったことではないでしょう。ですから、この構図が悪いわけではありません。私が問題にしたいのは、人を選ばずに広げてしまったことです。無差別に拡大すると、その人までもが人を選びません。「誰でも簡単に始められる」という誘い文句に誰でも乗ってしまったのが実状でしょう。

本来、選ばれた技術者のみが…

もともと、耳つぼダイエットは希少価値のあるダイエット方法でした。技術を修練して、高度なカウンセリング能力を身につけた施術者だけが行えるものだったのです。それが今では、簡単なビジネスと勘違いして参入する人が後を絶ちません。

私はこの現状を変えたいと思っている一人です。鍼灸師として、耳つぼダイエットの効果と難しさをよく理解しているつもりです。魅力ある仕事だからこそ、適正なサービスとして再生させたいのです。

3 耳つぼダイエットは何を売る仕事!?

ダイエット業はお客様に何を売っているのか、ここで再確認したいと思います。話をわかりやすくするために、耳つぼダイエットに限定して話をすすめます。

施術者の仕事

お客様のニーズは「やせる」ことにあります。その「やせる」というニーズに、真正面から答えられないのがダイエット業界です。どういう意味かと言いますと、私たちができるのは、「やせるお手伝い」のみです。やせた体を与えられるわけではありません。

私たちはダイエットアドバイザーとして、ダイエットの合理化と効率化を行い、また安全なダイエットに導くことがもっとも大切な仕事です。

耳ツボを刺激することは、過剰な食欲を抑えることに大変役立ちます。でも、これだけでやせられるわけではありません。お腹が空かなくても、おいしいものは食べたいものです。そういった味わいたい欲求までは、耳ツボで抑えることはできません。

耳ツボの限界

耳ツボでできることには限界があります(効果がないという意味ではありません)。その限界を正確に把握して、それを補う適切なアドバイスをするのが私たちの仕事です。

耳つぼダイエットで「やせる人」と「やせない人」がいるのは、耳ツボ効果の差もありますが、アドバイスが適切であっかどうかも効果を左右する大きなポイントです。ここに知識と経験の差が現れてきます。

施術者の約束

私たちは、ダイエットにおける「安全性、効率性、確かな情報、適切なアドバイス」をお約束して「高い成功率」を売るのです。ダイエッターは難しいことを考えずにやせられるので“楽”だと感じるのです。

いわば、ダイエッターの“楽”を演出するために、私たちは技術を磨き、経験に支えられたアドバイスを行っています。

4 高い料金ほどダイエット成功!?

料金の心理的効果

私たちのサービスに対して、「安くても効果がありますか?」と尋ねる方が少なくありません。

私たちが考えた適正料金は他と比べれば確かに「安い」かもしれません。でも、私たちは安さを追求している団体ではなく、適正な価格を追求している団体です。効果を落としてまで安く提供しようという考えはありません。むしろ、効果に対しての研究には自信があります。

人の心理とは不思議なもので、「高いほど効果がある」と思ってしまうものです。「安かろう、悪かろう」という言葉もありますし、安いものは粗悪であるイメージは的を得ています。逆に、内容は同じなのに価格を上げただけで、クオリティが高く見えてしまう心理もあります。

ダイエット業界もこの心理を巧みに利用していることが多いのです。必要以上に価格を引き上げることによって、サービス価値が高いかのように錯覚させるのです。

「料金を上げたらお客さんが増えた。」

ということも珍しくありません。

お客様が納得して料金を支払っている限り、「価値あるもの」と認識しているわけですから、ダイエットのモチベーションも高まります。背伸びして料金を支払っているダイエッターは、元を取るためにやせる努力を惜しみません。これこそ、高い料金ほど成功しやすい最大の理由なのです。ただ、それがダイエットプログラムの本質かといえば疑問を感じます。

市場原理から逃げる業界

競争原理が正常に機能してしていれば、この手法は通用しないことがわかります。市場(しじょう)では、内容と価格のバランスで価値が評価されます。必要以上に引き上げた料金はすぐに見抜かれてしまい、市場の評価は得られません。競争原理の機能を麻痺させる方法の一つは、料金をあいまいにすることです。内容と価格のバランスがわからなければ、市場は正しく判断できませんから。

ダイエット業界は総額表示をしたがらない傾向にあります。その理由は、もうお分かりだと思います。総額表示をあいまいにすることで、ダイエッターがサービス価値を正しく評価できないようにしているのです。私たちはこの手法になじめません。

DAAが総額表示を行っているのは、私たちのサービス(技術、経験)を市場原理の中で正しく評価していただきたいからなのです。

5 健全なサービスとは

料金システムが明瞭

ダイエッターが支払う全ての額を明示するのが常識のはずです。この当たり前のことができないところが多いのは残念です。個人に合わせてプログラムしていく場合もあるでしょうが、見積もりが必要なほど複雑ではないはずです。

  • 何にどれくらいの費用が必要なのか…
  • ○ヶ月通ったらいくらになるのか…
 

少なくとも、この2つがダイエッターに伝わる内容でなければ明瞭とは言えません。そもそも、最初に総額を表示していない理由の一つに「表示したら高いと思われてしまう」という危惧の念があるからだと思えてなりません。もし「高い」と自覚しながらサービスを提供しているのであれば健全とは言えません。

継続しやすい料金設定

ダイエットは一時的に行うものではなく、長期的な視野で考えるものです。仮に2〜3ヶ月で順調に体脂肪が減ったとしても、さらにやせたいと思った時に継続が難しければ、ダイエッターは目標を達成できません。

2〜3ヶ月で目標を達成できる場合はよいかもしれませんが、それ以上の日数を要するケースも珍しくありません。そんなとき、料金が高すぎては継続が困難になるでしょう。継続しやすい料金とは「ローンを組まずに一括で支払える額」だと思います。

豊富な経験と知識を持つ

ダイエッターの減量を支えるためには、耳ツボを刺激するだけでは無理です。もちろん、耳ツボを正確に刺激する技術は当たり前の技術です。その上で、いかにダイエッターの心理を理解し、楽に努力できるように効果的な工夫を提案できるかだと思います。そのためには、ダイエッターの健康状態をチェックし、生活習慣を把握することが大切です。お一人お一人に的確なアドバイスができるかどうかは経験です。

脂肪が減っていくメカニズムも深く理解しておくことで、安全で健康的なダイエットを指導ができます。ダイエッターは施術者の知識で安心します。

ダイエッターの気持ちを理解できる

美容目的でダイエットする人、健康目的でダイエットする人では、取り組む意識が違います。また、ダイエッターの年齢によっても意識は違ってくるでしょう。結局はお一人お一人の気持ちを丁寧にくみ取っていくしかありません。

パターンに分けて指導すると限界がきます。ダイエッターと信頼関係を築き、ダイエッターの成功を同じ目線で喜べる態度が必要です。ダイエッターを孤独にさせてはいけません。

プライバシーを守る

最大限、ダイエッターの秘密は守る必要があります。ダイエッターの体重や健康状態は部外者に見られないように守るのは言うまでもありません。ダイエットに取り組んでいることも知られたくないダイエッターもいます。具体的なデータだけでなく、ダイエットに取り組んでいることが外部に漏れることも、プライバシーの侵害になることがあります。そのことを十分に承知した上で、ダイエッターと接することが大切です。言葉遣い、空間、時間の使い方に最大限工夫をすべきです。

落ちる体重を約束しない

体重を100%コントロールすることは絶対に不可能です。未だかつて完璧なダイエットプログラムは存在していません。耳ツボダイエットも例外ではありません。私たちには体重を減らすことはできません。できるのは、体重を減らすお手伝いだけです。

ダイエッターが100の努力をしなければならないところを、50の努力で間に合うようにサポートするのが仕事です。どんなに優れたプログラムであっても、生活の一部始終を監視できるわけではありませんから、最大50%までしか関われないと私は思います。それ以上のことを言ってしまえば誇張になります。

プログラムに従っていただければ、確実にやせるのが耳つぼダイエットの特徴です。ただ、ダイエッターのモチベーションは浮き沈みします。従える時とそうでない時が存在します。そういう努力の幅を考慮にいれた上で、減量速度を設定するのが望ましいと思います。

「耳つぼダイエットを始めたら○キロやせますよ。」

という言い方は正確ではありません。

「月に○キロのペースで落としましょう。お腹が空きにくいから、やせ我慢の必要はありません。でも多少の努力は必要ですよ。」

私たちが約束できるのは、知識、技術、経験、工夫、努力でダイエッターの努力を半減させること。それ以上のことはできません。これは耳ツボダイエットに限りません。ダイエットの仕事とはそういうものです。

やせないケース(例外)を説明する

例外は必ずあります。耳ツボダイエットでもやせないケースはあります。たとえば、このような方はやせにくいことがわかっています。

  • 決められたように通わない
  •   耳ツボの効果が出せません。目的意識が低い場合もあります。
  • 環境づくりをしない
  •   食欲をそそる好物を片づけない方、飲み会が大好きな方などは難しいです。
  • 体重が増加中の方
  •   ダイエットの成果があっても増加が止まるだけの場合があります。
  • 生活が不規則な方
  •   深夜に飲食をする仕事に携わっている場合は、経験上難しいと判断しています。
  • 病気を治療中の方
  •   薬の副作用などでやせにくい場合があります。
  

私たちは、環境や条件が悪いと判断すればお断りします。適さない方を巻き込まないことも私たちの重要な役割だと考えています。

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